△日程第10 議案第42号 平成26年度千曲
市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について
△日程第11 議案第43号 平成26年度千曲
市同和対策住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について
△日程第12 議案第44号 平成26年度千曲
市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について
△日程第13 議案第45号 平成26年度千曲
市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について
△日程第14 議案第46号 平成26年度千曲
市下水道事業会計歳入歳出決算認定について
△日程第15 議案第47号 平成26年度千曲
市西部水道事業会計利益の処分及び
歳入歳出決算認定について
△日程第16 議案第48号 千曲
市下水道条例の一部を改正する条例制定について
△日程第17 議案第49号 千曲
市手数料条例の一部を改正する条例制定について
△日程第18 議案第50号 千曲市情報公開及び
個人情報保護に関する条例の一部を改正する条例制定について
△日程第19 議案第51号 千曲市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例制定について
△日程第20 議案第52号 平成27年度千曲
市一般会計補正予算(第2号)の認定について
△日程第21 議案第53号 平成27年度千曲
市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の議定について
△日程第22 議案第54号 平成27年度千曲
市介護保険特別会計補正予算(第1号)の議定について
△日程第23 議案第55号 平成27年度千曲
市西部水道事業会計補正予算(第1号)の議定について
△日程第24 議案第56号 市道路線の認定について
△日程第25 議案第57号 市道路線の廃止について
○議長(和田重昭君) 日程第9、議案第41号から日程第25、議案第57号まで、以上17議案を一括議題といたします。以上は日程に従い、理事者の提案説明のみにとどめます。各議案に対する提案説明を求めます。 岡田市長。 〔市長 岡田昭雄君 登壇〕
◎市長(岡田昭雄君) 提案説明を申し上げる前に、若干の時間をいただき、6月
市議会定例会以降の主な諸情勢について申し上げます。 初めに、
プレミアム付商品券の販売であります。 消費拡大による地域経済の活性化と子育て世帯の支援に資することを目的に、ちくま
プレミアム付商品券を
一般消費者向けと
子育て世帯向けに、7月4日に発売をいたしました。
一般消費者向け商品券の販売では、販売開始前から販売窓口に多くの購入希望者が訪れ、予定しました4億2,000万円分が即日完売をいたしました。購入者総数は3,895人でありまして、1人当たりの平均購入額は8万9,853円となっております。 また、商品券購入のために長蛇の列に並んだ一部の方からは、販売方法、高齢者・子供連れへの配慮などにつきまして御意見をいただきましたので、これらの御意見につきましては、真摯に受けとめ、今後、類似の事業への教訓として生かしてまいります。 また、
子育て世帯向け商品券につきましては、当初4月1日現在、中学生以下の子供がいる全世帯でございましたが、加えて、ことし4月2日から10月末日までに第1子が生まれた世帯や同期間に転入した中学生以下の子供がいる世帯もそれぞれ商品券が購入できるよう、対象となる世帯を拡大をいたしました。 商品券の使用期間は、本年12月31日まででございます。無駄にしないよう活用いただくとともに、本事業が地域経済にどのような影響をもたらしたかなどにつきまして、商工団体とも連携し、
消費喚起効果等の検証に努めてまいります。 次に、首都圏における移住・定住・交流促進であります。 7月19日、東京有楽町にあります、
ふるさと回帰支援センターで開催された
楽園信州移住セミナーに千曲市も参加をいたしました。県内への移住を検討されている首都圏の方々に千曲市の魅力を紹介するとともに、個別相談を行ってまいりました。 このセミナーは、県並びに
田舎暮らし楽園信州推進協議会が主催をしたもので、当日は、千曲市を初め、長野市、須坂市など県内11自治体が参加をしました。移住を検討する30名の方に、それぞれの自治体の紹介や個別相談を行ったものであります。 千曲市の相談窓口には3名の方が来られました。働き先や交通の便、教育、環境、病院の数など移住を前提とした具体的な質問をいただきました。 移住希望者の方は、それぞれ千曲市をよく調べておりまして、ぜひ、観光をかねて千曲市を訪れ、街の雰囲気を肌で感じたい、お試し居住をしてみたいといった声が寄せられております。 今後は、お試し居住の拠点づくりなど、移住を希望する方の目線に合わせた施策に取り組んでまいります。 次に、
空き家バンクであります。 本年度の新規事業であります千曲
市空き家バンクについては、7月30日に開設をいたしました。5件の物件について市の
ホームページでただいま紹介しています。
ホームページでは、千曲移住のススメというバナーを設けまして、市の概要や子育て、
住宅リフォームに関する情報を初め、市内の空き家情報を確認できるシステムといたしました。 なお現在、空き家の登録希望があるものの、公開されていない物件が47件ありますので、さらに現地調査を進め、順次、公開をしてまいります。また、今後とも、登録希望者をふやしまして、
空き家バンクの充実を図ってまいります。 次に、千曲
市まちづくりアカデミーであります。 千曲
市まちづくりアカデミーについては、施政方針でもこの3月に申し上げましたが、市長の諮問機関として、国内外で活躍する有識者や専門家をアドバイザーとして委嘱し、市が直面する課題や長期的な戦略を必要とする課題等について意見を聞くことを目的に設置をすることとしたものであります。 これまで、人選を進めてまいりましたが、このたび、地方自治、観光、健康福祉、自然環境といった分野に精通する4名の専門家に就任の内諾をいただいております。 今後は、正式に決定したところで、改めてアカデミーの皆様方の役職や氏名、御経歴等につきましても公表してまいりたいというふうに考えています。 次に、協働のまちづくりの推進であります。 昨年12月に策定した千曲市協働の
まちづくり行動計画の具体的な実行プランとなる千曲
市協働事業提案制度につきましては、各地区及び
市民活動団体等に説明するなど、制度の周知に努めてまいりました。 また、7月には市民の皆さんが自由に設定するテーマについて提案を募集した結果、子育て分野、移住・定住・交流分野、
障害者福祉分野など10件を超える提案をいただきました。 現在、提案内容の事業化に向けて、事前協議を行っておりますが、引き続き、市民の皆さんが持つ斬新なアイデアや
専門的ノウハウ、まちづくりに対する思いや熱意、こういったものをお聞きしながら、市民と行政が一体となった協働のまちづくりを進めてまいります。 次に、
連携中枢都市圏構想であります。
連携中枢都市圏構想は、人口減少の中で、長野市を中枢都市として
長野広域連合を構成する8市町村と長野市が、必要に応じて地方自治法に基づき、業務の一部について連携協約を締結し、長野地域全体の活性化と人口の流出を食いとめようとするものでございます。 これまで、中枢市となる長野市を中心に準備を進めてまいりました。7月6日には、
関係市町村長による
長野地域連携推進協議会を設立しまして、各市町村の課題や連携の必要性などについて意見交換を行ってまいりました。 千曲市と長野市との連携業務については、これまで戦略的な観光施策、高度な
医療サービスの提供及び
広域的公共交通網の構築などについて、31の事業が対象候補に挙がっていますが、今後、議会の御意見もいただきながら、今年度中には、長野市との間で連携協約の締結をしてまいりたいと考えております。 次に、
中心市街地活性化基本計画の策定についてであります。 千曲
市中心市街地活性化基本計画は、町のにぎわいを取り戻すため、中心市街地の活性化に関する法律に基づきまして策定する計画であります。本年度から2カ年度事業として基本計画を策定してまいります。 この基本計画は、今後迎える人口減少、
少子高齢化社会に対応するために、千曲市の中心市街地の範囲を定め、公益施設や商業施設を集積するほか、子育て世代や高齢者を初め、多くの人が暮らしやすい、にぎわいあふれるまち、中心市街地をつくるための計画であり、まさに
コンパクトシティの推進となるものであります。 また、この計画は、
内閣総理大臣の認定を受けることを原則としておりまして、法律や税制の特例、補助事業などの重点配分などの支援を受けることが可能な仕組みとなっています。 このため、計画策定に当たっては、住民の参加を得て、地域ぐるみで取り組む必要があります。市としては、8月から若者を中心とした70人のワークショップ、ちくま未来カフェを商工会議所や商工会と連携して開催するなど、これまでにない取り組みを展開しております。なお、ちくま未来カフェは、年内に6回開催する予定であります。 今後は、ちくま未来カフェのほかにも
中心市街地活性化協議会の設立など、まちづくりの多様な主体、幅広い市民の皆さんに参画いただき、千曲
市中心市街地活性化基本計画が
内閣総理大臣の認定を受けられるよう努めてまいります。 社会保障・税番号制度、いわゆる
通称マイナンバー制度についてであります。 御承知のように、
マイナンバー制度は、国民の利便性の向上、行政の効率化、公正公平な社会の実現のために、国民に12桁の番号が付番される制度であります。 現在、その付番作業が順調に進んでおりまして、この10月からは、
マイナンバーを記載した通知カードが住民票に登録されている住所地に簡易書留で各世帯に送付されることになります。 また、来年1月以降からは、公的な身分証明書になる
個人番号カード、
マイナンバーカードでありますが、本人の申請により無料で交付されます。このカード並びに通知カードは、税や社会保障などの手続の際に必要になる場合もありますので、非常に重要なものでありまして、大切に保管するようお願いをし、そしてまた、周知をしてまいります。 なお、市としては、番号制度に対応すべく本年1月に庁内に社会保障・
税番号制度導入活用検討プロジェクトチームの設置をいたしました。本年7月には社会保障・税番号制度の円滑な導入及び活用に向けた行動計画を策定しておりまして、交付に当たっては、間違いのないよう取り組んでまいります。 次に、長野県
総合防災訓練であります。 10月4日、平成27年度長野県
総合防災訓練が千曲市を会場に開催されることになりました。訓練当日は、県下各地から125団体、約3,000人が参加する予定であります。 防災訓練の会場は、戸倉地区の
大西緑地公園を主会場として、戸倉体育館や戸倉駅、千曲中央病院などをサブ会場として実施をすることになります。 御承知のように、防災訓練は、
防災関係機関と地域住民が相互に連携し、災害時に対応できる体制を確立するとともに、防災意識の普及を図り、地域防災力を高めることを目的としております。地震や火災、豪雨などの災害発生を想定して行われる予定であります。 また、訓練種目は54種目。住民参加による避難訓練や警察・自衛隊・
消防等関係機関の
合同指揮本部運営訓練、千曲医師会等による
医療救護所設置訓練、DMATによる
病院支援訓練、
土砂災害現場からの
救助救出訓練など、実践さながらの訓練が予定されています。 当日は、多くの市民の皆さんに参観をいただきまして、災害への備えや行動を再認識いただければ幸いであります。 次に、第2回
千曲川ハーフマラソンであります。 本年3月15日に開催いたしました第1回
千曲川ハーフマラソンは、県内外から2,000人を超えるランナーの皆様の参加をいただき、高い評価を得ることができました。 第2回目の大会は、初回と同時期の来年3月の開催を予定しておりまして、今後、実行委員会を立ち上げ、運営面や手続面などにおいて、第1回の反省を生かしながら万全の態勢で臨んでまいります。 次に、新白鳥園であります。 新白鳥園の建設につきましては、順調に工事が進み、9月中には、引き渡しを受ける予定であります。 今後は、10月下旬のオープンを目指して、6月議会で御承認いただいた
指定管理予定者と協議しながら、備品の整備、従業員の研修等の準備を進めてまいります。 次に、千曲
市サッカー場人工芝全面張りかえであります。 平成19年11月にJFA公認の
ロングパイル人工芝ピッチとして整備された千曲
市サッカー場でありますが、竣工から約8年が経過し、人工芝の劣化が相当に進んでおります。したがって、本年11月から来年1月の冬期間にかけて、人工芝の
全面張りかえを実施いたします。 千曲
市サッカー場については、
サッカー協会が中心となりまして、
東日本大震災復興支援・
少年サッカー交流大会や川渕三郎杯、平成24年度には
全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会、インターハイでありますが、の会場となるなど、大きな大会が数多く開催されておりまして、利用率は極めて高く、地域活性化の役割も担ってきたところでございます。 人工芝の
全面張りかえで、今後とも、多くの皆様に利用され、健康とスポーツのまち千曲市のイメージがより高まっていくことを期待したいというふうに考えています。 次に、
北陸新幹線新駅誘致であります。 改選後の県議会6月定例会におきまして、市並びに市議会、
新幹線新駅誘致期成同盟会が合同で提出いたしました北陸新幹線新駅設置早期実現を求める陳情が賛成多数で可決されました。これは通算6回目の県議会での採択となります。 あわせて、県議会議員58名中、50名の議員が、新駅誘致期成同盟会の役員に就任していただきました。 また、7月4日には黒部宇奈月温泉駅の視察見学会を同盟会役員、新幹線等促進特別委員会委員や区・自治会の役員の皆さんなど55名の参加を得て実施をいたしました。 当日は、黒部市の職員から駅が開業し宇奈月温泉の4月の利用者が対前年度比7割も増加したなどの説明を受けました。参加者からも活発な質問が出されるなど有意義な見学会となったわけであります。 今後は、市議会、期成同盟会と歩調をあわせ、引き続き組織の拡大を図るほか、県当局と協議・調整を重ね、県と一緒になって新駅の実現に努力してまいります。 次に、
長野広域連合が計画しているごみ焼却施設であります。
長野広域連合が千曲市に建設を予定しておりますごみ焼却施設については、県条例に基づく環境影響評価手続の最終段階となる評価書が、4月27日に公告され、その後1カ月間の縦覧を経て、5月下旬に終了いたしました。これで工事着手前の全ての手続が完了したことになります。 この間、市では、環境影響評価に関連して、事業計画の概要や災害対策、ごみ焼却施設が周辺環境に及ぼす影響などについて、随時、関係する屋代第5区及び屋代第6区の皆様に説明するとともに、地元区の要望等についても真摯に受けとめ協議を重ねてきたところであります。 今後も引き続き、御理解をいただけるよう話し合いを進め、なるべく早い段階で御同意が得られるよう鋭意努力をしてまいります。 次に、信州ブレイブウォリアーズについてであります。 既に皆様、御承知のとおり、8月29日、バスケットボールの国内リーグ統一をした新リーグの振り分けが行われました。信州ブレイブウォリアーズは1部リーグを目指しておりましたが、残念ながら2部の中地区に振り分けられたところであります。 1部と2部、2部と3部については、毎年入れかえを行うこととされているようでありますので、今後はチームとしても1部参入を目指していくことになります。 新リーグの試合数やプレー方式等の詳細につきましては、9月中旬に総会で決定されますが、千曲市としては、1部を目指して5,000人規模という体育館の規模でありますけども、我が市のところでは大変難しいということで、ただいま協議が進んでおります長野市との
連携中枢都市圏構想の中で長野市のホワイトリングなどとも連携が図れないか、こういったことも模索しながら、引き続き、市民の皆様方とともに1部昇格を目指すチームへの支援を続けてまいりたいというふうに考えております。 以上、申し上げ、諸情勢の報告とさせていただきますが、なお、各議案に対します提案説明につきましては、私と副市長及び各部長から申し上げますので、よろしくお願いしたいと存じます。 以上でございます。
○議長(和田重昭君) 続いて、小林総務部長。 〔総務部長 小林好武君 登壇〕
◎総務部長(小林好武君) ただいま議題となりました議案第41号から議案第47号まで、一括して提案理由の説明をいたします。 初めに、議案第41号 平成26年度千曲
市一般会計歳入歳出決算認定について説明いたします。 お手元の決算書の5ページ、6ページをごらんいただきたいと思います。 初めに、歳入の状況について申し上げます。 市税につきましては、市民税が景気の回復基調を反映し、前年度に比べ4.8%の増収となる一方、市町村たばこ税が前年度比3.6%の減収となるなど、市税全体では前年度比2.0%増の総額76億331万910円となりました。 地方譲与税につきましては、地方揮発油譲与税・自動車重量譲与税ともに減収となり、総額で前年度比4.8%減の2億844万4,002円となりました。 各種交付金は、地方消費税交付金が地方消費税率の引き上げに伴い増収となるなど、総額で前年度比13.8%増の8億5,963万2,810円となりました。 地方交付税につきましては、普通交付税は、合併算定替の段階的縮減により、1億2,000万円ほどの影響があったものの、地方債の償還費に対して措置された額が前年度に比べ3億7,000万円ほど増となるなど、交付総額では、前年度より1億8,456万1,000円、率にして2.8%の増となりました。 また、特別交付税は0.7%の減となり、地方交付税全体では2.4%増の76億1,182万2,000円となりました。 続きまして、7ページ、8ページをごらんください。 使用料及び手数料につきましては、市民霊園永代使用料の減収などにより、総額で前年度比10.1%減の2億5,382万2,650円となりました。 国庫支出金は、前年度に限り交付された経済対策補助金であります地域の元気臨時交付金が6億3,936万円減収したことなどにより、前年度比15.6%減の総額24億9,553万2,210円となりました。 県支出金は、昨年2月の豪雪被害に対する農作物等災害緊急対策事業補助金1億4,933万9,116円が交付されたことなどにより、前年度比9.8%増の総額14億1,106万4,339円となりました。 財産収入につきましては、市営新田工業団地の用地売払い収入や基金運用益などの収入により、総額2億7,340万8,317円となりました。 寄附金につきましては個人・団体から寄附をいただきました、ふるさと千曲市応援寄附金の収入2,579万9,726円であります。 繰入金は、魅力あるまちづくり基金や地域の元気臨時交付基金などの特定目的基金から総額で6億1,834万7,708円の繰り入れを行ったところでございます。 諸収入は、中小企業金融対策貸付金元利収入や学校給食費納入金など、総額14億7,748万8,179円でございます。 続きまして、9ページ、10ページをごらんください。 市債につきましては、学校教育施設等整備事業債が前年度比7億1,930万円の減となったことなどにより、総額では前年度比15.4%減の27億6,097万2,000円となりました。 次に、歳出につきまして、各款ごとに説明をいたします。 11ページ、12ページをごらんください。 まず、議会費につきましては、議会の運営並びに議会活動に要した経費など、総額2億2,107万4,004円でございます。 総務費につきましては、全般的な一般管理費のほか、新庁舎建設事業費、新幹線対策事業費、白鳥園整備事業費、循環バス運行事業費、防災対策費、情報化推進事業費、課税及び徴収事務経費、各種選挙費など、総額38億2,385万7,879円でございます。 民生費につきましては、障害者総合支援給付事業などの障害者援護費、高齢者の生きがい対策や在宅福祉事業などの老人福祉費を初め、福祉医療給付費、人権政策事業費、上山田保育園改築事業費や、あかね保育園に対する市立保育所改築補助金、児童手当給付事業費などの子育て支援に係る児童福祉費、生活保護に係る扶助費などでございます。また、昨年4月からの消費税率の引き上げに伴う影響緩和措置である臨時福祉給付金や子育て世帯臨時特例給付金などのほか、国民健康保険特別会計及び介護保険特別会計への繰出金、長野県後期高齢者医療広域連合への負担金など、総額77億4,173万3,548円でございます。 衛生費につきましては、市民の健康づくりを推進するための各種検診や予防接種事業費、地域医療対策推進事業費、水質汚濁防止、生活排水対策等の環境衛生事業費、ごみの減量・資源化と一般廃棄物の収集等に要した経費のほか、葛尾組合、千曲衛生施設組合等の一部事務組合負担金など、総額13億5,723万144円でございます。 労働費につきましては、勤労者金融対策預託金等の勤労者福祉に要した経費のほか、雇用対策事業費など、総額5,344万1,946円でございます。 農林水産業費につきましては、農業費では、昨年2月の豪雪により被害を受けた農業用ビニールハウスの撤去・再建費に対し、補助などを行った農作物等災害緊急対策事業費のほか、農業者育成・支援対策事業費、農業委員会の運営経費、有害鳥獣駆除や中山間地域等直接支払制度事業等の農業振興費、農道・用排水路の整備等に係る土地改良事業費、地籍調査事業費などでございます。 林業費では、間伐や造林などの市有林管理事業費、松くい虫防除対策事業費などで、農林水産業費全体の決算額は、総額8億8,921万5,906円でございます。 商工費につきましては、市営新田工業団地の用地取得費、商工業振興事業助成金などの商工業振興事業費、制度資金保証料補給金等の中小企業金融対策事業費、銀座NAGANOでのイベント経費や千曲ブランド創出のための産業振興事業費及び中小企業の新技術・新製品開発等を支援するための産業支援センター事業費のほか、観光関係では、各種観光施設の維持管理経費及び施設整備費、各種イベントの開催や観光宣伝事業等の観光振興事業費など、総額13億1,837万8,886円でございます。 土木費につきましては、道路橋梁関係では、生活関連道路の維持補修費や冬期間の除雪対策経費のほか、継続して整備を進めている都市計画道路千曲線等の道路新設改良事業費や河川整備費などでございます。 都市計画費関係では、都市計画道路旧国道線の街路整備事業費のほか、公園整備事業、下水道事業会計への繰出金などでございます。 住宅費関係では、市営住宅の維持管理経費や緊急経済対策として実施した
住宅リフォーム支援事業費などで、これらを合わせました土木費全体の決算額は、総額29億9,094万965円でございます。 続きまして、13ページ、14ページをごらんください。 消防費につきましては、消防団活動に係る一般経費のほか、千曲坂城消防組合負担金、防火水槽や消防団器具置場の新設、消火栓等消防施設の整備に係る経費など、総額7億8,852万536円でございます。 教育費につきましては、教育総務費では、教育委員会の運営に係る一般経費のほか、支援員の配置や中間教室の設置などの特別支援教育に要した経費、キャリア教育推進事業費、総合教育センターの管理運営経費などでございます。 小中学校費では、市内13の小中学校の管理運営経費や学校教育振興事業費のほか実施設計を行った戸倉上山田中学校改築事業費などでございます。 社会教育費関係では、公民館・図書館・文化会館などの社会教育施設の管理運営経費、県宝松田家の保存整備や重要伝統的建造物群保存推進事業費等の文化財保護に要した経費などでございます。 保健体育費関係では、社会体育施設及び学校給食センターの管理運営経費、各種スポーツ教室の開催経費のほか、第1学校給食センター改築事業費などでございます。 これらを合わせました教育費全体の決算額は、総額29億1,256万9,218円でございます。 災害復旧費につきましては、農地、道路などの災害復旧に要した経費、総額6,229万4,670円でございます。 公債費につきましては、長期債の元利償還金33億4,571万8,238円でございます。 諸支出金につきましては、公共用地等の購入経費7,260万9,588円でございます。 以上が、主な歳出の内容でございます。 続きまして、452ページをごらんください。 一般会計の決算総額について申し上げます。実質収支に関する調書に記載してありますとおり、歳入総額が264億7,402万2,116円、歳出総額が255億7,758万5,528円となりました。 歳入歳出差し引き額は、8億9,643万6,588円で、平成27年度に繰り越すべき財源として、2億8,632万5,320円を控除しますと、実質収支額は6億1,011万1,268円の黒字となりました。 このうち、3億1,000万円を地方財政法の規定により財政調整基金へ積み立てをしたところでございます。 なお、目区分による歳入歳出決算の事項別明細書につきましては、112ページから450ページまでに記載しているとおりでございますので、御参照いただきたいと存じます。 一般会計につきましては、以上でございます。
○議長(和田重昭君) 続いて、宮島
健康福祉部長。 〔
健康福祉部長 宮島葉子君 登壇〕
◎
健康福祉部長(宮島葉子君) 次に、議案第42号 平成26年度千曲
市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について説明をいたします。 19ページ、20ページをごらんください。 まず、歳出から説明をいたします。 保険給付費につきましては、療養諸費、高額療養費等が増額となり、前年度対比2.5%増の43億7,139万6,389円となりました。 後期高齢者支援金につきましては、後期高齢者医療制度への保険者負担分で、前年度対比0.9%増の7億8,667万7,005円となりました。 介護納付金につきましては、介護保険法に基づく国民健康保険加入の40歳から64歳の第2号被保険者の保険者負担分で、前年度対比0.5%増の3億2,986万1,381円となりました。 次に、歳入についてでありますが、17ページ、18ページをごらんください。 国民健康保険税につきましては、前年度対比5.1%増の12億7,977万5,431円となりました。 現年課税分の収納率は94.3%で、滞納繰越分を合計した収入未済額は3億1,227万3,555円でございます。 国庫支出金につきましては、療養給付費等負担金等が増額し、総額では前年度対比11.3%増の14億9,216万4,841円となりました。 県支出金は、3億2,656万9,030円で、前年度対比11.0%の増となりました。 他の保険者の拠出金による療養給付費等交付金は4億714万8,000円、前期高齢者交付金は18億5,455万8,284円で、合計の前年度対比は1.8%の減となりました。 県内市町村で拠出する共同事業交付金は、6億6,640万4,840円で前年度対比8.5%の増となりました。 繰入金は、一般会計からの繰り入れで2億9,644万2,020円となっております。 決算総額につきましては、歳入が前年度対比4.1%増の63億3,889万7,337円、歳出が2.5%増の62億3,966万3,571円となり、歳入歳出差し引き額9,923万3,766円につきましては、平成27年度に繰り越すことといたしました。 次に、議案第43号 平成26年度千曲
市同和対策住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について説明をいたします。 27ページ、28ページをごらんください。 歳出でございますが、住宅新築資金等の新たな貸し付けはなく、既借入金の償還で、総額91万7,604円となりました。 次に、歳入でございますが、25ページ、27ページをごらんください。 歳入は、貸付金の元利収入と繰越金で、総額866万7,220円であり、歳入歳出差し引き額774万9,616円につきましては、平成27年度へ繰り越すことといたしました。 なお、貸付金の収納確保につきましては、鋭意努めているところでございます。 次に、議案第44号 平成26年度千曲
市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について説明をいたします。 33ページ、34ページをごらんください。 まず、歳出でございますが、歳出の大半を占める保険給付費につきましては、平成26年3月サービス利用分から平成27年2月サービス利用分までに要した費用の9割分でございます。そのほか、地域支援事業、介護保険事業等を運営するに当たっての総務費などで、歳出総額46億8,051万9,779円となりました。 次に、歳入でございますが、31ページ、32ページをごらんください。 第1号被保険者の保険料、また負担割合が定められております国庫支出金、支払基金交付金、県支出金及び繰入金等が主なもので、歳入総額は48億5,166万2,782円となりました。 歳入歳出差し引き残額1億7,114万3,003円につきましては、平成27年度に繰り越すことといたしました。 次に、議案第45号 平成26年度千曲
市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について説明をいたします。 39ページ、40ページをごらんください。 まず、歳出でございますが、総務費は前年度対比5.3%増の420万5,033円となりました。 また、後期高齢者医療広域連合納付金につきましては、8.1%増の6億5,308万6,087円となり、歳出全体では前年度対比8.1%増の6億5,821万3,230円となりました。 次に、歳入についてでございますが、37ページ、38ページをごらんください。 後期高齢者医療保険料は、前年度対比7.7%増の4億9,514万8,857円となりました。 保険料の収納率は、現年度分99.7%で、滞納繰越分を合計した収入未済額は702万4,307円となりました。 一般会計からの繰入金は、事務費の繰り入れ分2,222万5,791円、保険基盤安定分1億4,334万5,075円となりました。 歳入全体では、前年度対比8.4%増の総額6億7,110万1,398円となり、歳入歳出差し引き額1,288万8,168円につきましては、平成27年度に繰り越すことといたしました。 議案第42から45号の説明については、以上でございます。
○議長(和田重昭君) 続いて、山本副市長。 〔副市長 山本高明君 登壇〕
◎副市長(山本高明君) 次に、議案第46号 平成26年度千曲
市下水道事業会計歳入歳出決算認定について説明をいたします。 43ページ、44ページをごらんください。 初めに、収益的収入につきましては予算額28億3,344万9,000円に対しまして、決算額は29億4,365万1,540円となりました。 また、収益的支出につきましては、予算額26億4,307万3,000円に対しまして、決算額は26億1,565万8,306円となりました。 この結果、収入支出決算額から、それぞれ消費税及び地方消費税を除きまして、3億251万5,451円の当年度純利益が生じ、当年度未処理欠損金は5億284万4,020円となりました。 45ページ、46ページをごらんください。 資本的収入につきましては、予算額13億7,513万5,250円に対しまして、決算額は11億3,574万4,558円となりました。 資本的支出につきましては、予算額24億8,845万5,350円に対しまして、決算額は22億328万1,037円となりました。 この結果、資本的収入額が資本的支出額に不足する額10億6,753万6,479円は、過年度分損益勘定留保資金で補填いたしました。 また、地方公営企業法第26条第1項の規定により、建設改良費3,370万5,000円を平成27年度へ繰り越しいたしました。 なお、事業の詳細につきましては、決算報告書のほか、48ページから79ページまでのキャッシュフロー計算書、損益計算書、剰余金計算書、欠損金処理計算書、貸借対照表及び事業報告書に記載してございます。 次に、議案第47号 平成26年度千曲
市西部水道事業会計利益の処分及び
歳入歳出決算認定について説明をいたします。 81ページ、82ページをごらんください。 初めに、決算について説明をいたします。 収益的収入につきましては、水道事業収益が予算額2億193万1,000円に対しまして、決算額は1億8,539万7,399円となりました。 また、収益的支出につきましては、水道事業費用が予算額1億5,954万6,000円に対しまして、決算額は1億3,915万2,452円となりました。 この収入支出決算額から、それぞれの消費税及び地方消費税を除きまして、3,554万9,352円の当年度純利益が生じました。 次に、資本的収入につきましては、予算額1億7,511万円に対しまして、決算額は1億6,392万4,600円となりました。 また、資本的支出につきましては、予算額2億1,029万円に対しまして、決算額2億442万6,408円となりました。 この結果、資本的収入額が資本的支出額に不足する額4,050万1,808円は、過年度分損益勘定留保資金及び当年度分損益勘定留保資金等で補填いたしました。 なお、事業の詳細につきましては、決算報告書のほか、84ページから110ページまでのキャッシュフロー計算書、損益計算書、剰余計算書、剰余金処分計算書、貸借対照表及び事業報告書に記載してございます。 決算につきましては、以上でございます。 続きまして、90ページをごらんください。 90ページの剰余金処分計算書(案)でございますが、収益的収支決算における未処分利益剰余金のうち純利益分3,554万9,352円でございますが、これにつきましては、千曲市水道事業の剰余金の処分等に関する条例の規定に従い、積み立てをいたします。 また、平成26年度からの会計基準の改正に伴い、過去に償却資産取得のために交付を受けた国庫補助などの減価償却見合い分については収益化されまして、長期前受金戻入額として未処分利益剰余金の中に混在することとなりました。これを整理し、従来どおり利益剰余金のみが補填財源であることを示すようにするため、この長期前受金戻入額分6億7,699万5,540円でありますが、これを資本金へ組み入れることにつきまして御議決をお願いいたしまして、あわせまして、千曲市西部水道事業会計平成26年度決算の認定をお願いするものでございます。 以上、一括提案理由の説明を申し上げましたが、よろしく御審議の上、御認定等を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(和田重昭君) ここで、議案第41号から議案第47号まで、以上7議案について、代表監査委員から審査結果の報告を求めます。 若林代表監査委員。 〔代表監査委員 若林民雄君 登壇〕
◎監査委員(若林民雄君) ただいま提案説明がありました平成26年度各会計決算について、審査を実施いたしました。 監査委員を代表して、決算審査等に係る意見を申し上げます。 市長から審査に付されました議案第41号から議案第45号の平成26年度千曲市一般会計及び各特別会計の決算審査を実施したところ、各会計の歳入歳出決算書及び附属関係書類、並びに定額運用基金の運用状況は、いずれも関係法令等に基づいて作成されており、決算の計数についても関係諸帳簿と調書類と照合した結果、正確であると認めました。 また、議案第46号、47号の平成26年度千曲市公営企業会計の決算審査を実施したところ、決算書及び附属関係書類は、いずれも関係法令・規定に沿って作成されており、経営成績及び財政状態を適正に表示しているものと認めました。また、法の定めによる経営は基本原則に沿った運営がなされていることを確認いたしました。 次に、報告第12号の
地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく
健全化判断比率等の審査を実施したところ、健全化判断比率・資金不足比率はともに正確に算定されていると認めました。 なお、一般会計及び特別会計、並びに公営企業会計の予算執行状況、経営の成績、財政の状態、
健全化判断比率等の意見につきましては、お手元に配付させていただきました平成26年度千曲市決算審査等意見書のとおりでありますので、ごらんいただきたいと思います。 さて、平成26年度は、国の経済対策による交付金等の活用により、前年度繰越分も含め、さまざまな事業が展開され、多くの懸案事業の推進を見ることができた決算でありました。 また、前年度に引き続き財政調整基金を取り崩すことなく、実質収支6億1,011万1,000円の黒字決算をすることができました。 しかしながら、千曲市の財政状態を示す主要財政指数を見ますと、財政力を判断する財政力指数は、0.54で、前年度より0.003ポイント下降となり、財政構造の弾力性を示す経常収支比率につきましては、前年度と比較して1.8ポイント増の90.7%という高い比率を示し、財政構造の弾力性を失い、硬直がさらに進行していると判断いたします。 政府が打ち出した経済政策により、景気は緩やかな回復基調にあり、市税収入等は増加している一方で、地方交付税は合併算定替の段階的縮小など、依然として厳しい財政状況ではありますが、限られた財源の中で、今後とも効率的・効果的な行政運営を堅持するとともに、新たな自主財源涵養策の取り組み強化等を積極的に進めるとともに、行政改革大綱・特別対策プランを確実に実行されることが重要と考えます。 また、行政経営のあるべき姿を再認識し、骨太の施策、市長の施政方針、当面する大型、主要な施策等は、全職員が共有し、理解をし、さらには、関係法令等を熟知する中で幅広い視野を持って事務事業に携わるよう、一層の資質の向上と意識改革が重要かと思います。 最後に、未来に向け夢の持てるよう、まちづくりの基幹的な政策を積極的に展開するとともに、市民との協働により進めるさまざまな施策により、千曲市総合計画の将来都市像が実現されることを期待申し上げ、平成26年度各会計等の決算審査の報告といたします。
○議長(和田重昭君) ここで15分間休憩いたします。 午前11時 休憩
--------------------------------------- 午前11時15分 開議
○議長(和田重昭君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 続いて、議案第48号から議案第57号まで、以上10議案について提案説明を求めます。 山本副市長。 〔副市長 山本高明君 登壇〕
◎副市長(山本高明君) ただいま議題となりました議案第48号から議案第57号まで、一括して提案理由の説明をいたします。 初めに、議案第48号 千曲
市下水道条例の一部を改正する条例制定について説明をいたします。 本案につきましては、下水道事業において処理をする公衆浴場汚水の定義について、県の公衆浴場の設置場所の配置及び衛生等の措置の基準に関する条例の規定によってきておりますが、この県条例の改正に伴い、整合を図るため、千曲
市下水道条例の一部を改正するものであります。 次に、議案第49号 千曲
市手数料条例の一部を改正する条例制定について説明をいたします。 本案につきましては、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、いわゆる
マイナンバー法でございますが、この施行に伴う改正であります。 同法の施行により国民一人一人に12桁の個人番号が付番され、個人番号通知カードの郵送が10月5日から、
個人番号カードの交付及び法で定められた事務における個人番号の利用が来年1月1日から開始されることに伴い、個人番号通知カード及び
個人番号カードを再交付する際に徴収する手数料について新たに規定するものであります。 また、
マイナンバー法の施行に伴い、本年12月までで住民基本台帳カードの新規交付が廃止されることから、住民基本台帳カードの交付手数料の規定を削除するものであります。 次に、議案第50号 千曲市情報公開及び
個人情報保護に関する条例の一部を改正する条例制定について説明をいたします。 本案につきましても、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、いわゆる
マイナンバー法の施行に伴う改正であります。 同法は、個人番号を含む個人情報を特定個人情報と定義し、個人番号を含まない個人情報と比べてより厳格な保護措置を講じるとともに、その特定個人情報を本人が開示や訂正の手続ができるよう必要な措置を講ずるよう規定していることから、これに対応するため千曲市情報公開及び
個人情報保護に関する条例の一部改正を行うものであります。 次に、議案第51号 千曲市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例制定について説明をいたします。 本案につきましては、被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律が本年10月1日より施行され、共済年金が厚生年金に統一されることに伴い、本条例中の地方公務員等共済組合法の字句を厚生年金保険法に改めるなど、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第52号 平成27年度千曲市一般家計補正予算(第2号)の議定について説明をいたします。 このたびの補正は、地域づくり要望等に基づく市道等の整備費のほか、小・中学校の施設改修に要する経費など行政運営上、緊急に必要な経費として、総額2億9,780万円の追加をお願いし、歳入歳出それぞれ264億2,580万円とするものであります。 以下、その主な内容について歳出から順次説明を申し上げます。 予算書の12ページからをごらんください。 総務費では、ふるさと千曲市応援寄附金の増加に伴う記念品代等に要する経費、旧白鳥園の跡地整備を行うための経費、
マイナンバー制度への迅速な対応を図るための経費などとして、1億1,826万8,000円を追加するものです。 民生費では、児童センター等の空調設備の設置経費として、251万9,000円を追加するものであります。 衛生費では、上水道事業と簡易水道事業の統合に要する変更事業認可経費として、西部水道事業会計への繰出金を117万8,000円追加するものであります。 商工費では、しなの鉄道の観光列車ろくもんのJR姨捨駅乗り入れに伴う記念イベントや来年のNHK大河ドラマ「真田丸」の放映に関する観光宣伝委託料など、288万5,000円を追加するものであります。 土木費では、地域づくり要望等に基づく市道維持補修事業費及び市道新設改良事業費のほか、通学路整備などの交通安全対策事業費、豪雨時の排水処理を改善するための下排水路整備事業費、国土交通省との協議を踏まえ、姨捨スマートICのフルインター化を検討するため、基本計画策定に向けた経費など、土木費全体では1億3,685万円を追加するものであります。 教育費では、来年度に備え、老朽化が著しい埴生小学校及び更埴西中学校のプールろ過機交換に要する経費など、教育費全体では3,610万円を追加するものであります。 予算書の10ページ、11ページをごらんください。 以上、申し上げました補正予算の財源といたしましては、国・県支出金及びふるさと千曲市応援寄附金などの特定財源、交付額が確定しました減収補填特例交付金、普通交付税を充てるほか、臨時財政対策債及び財政調整基金繰入金を減額するなど、財源調整を行うものであります。 3ページをごらんください。 第2表地方債補正でございますが、これにつきましては、臨時財政対策債の発行可能額が決定しましたので、限度額の変更を行うものであります。 以上が、一般会計補正予算(第2号)の概要でございます。 次に、議案第53号 平成27年度千曲
市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の議定について説明をいたします。 このたびの補正は、前期高齢者納付金及び介護納付金の過年度納付額の確定、並びに療養給付費等国庫負担金等の精算返還金が生じたことにより、総額1億1,397万6,000円の追加をお願いし、歳入歳出それぞれ75億7,110万8,000円とするものであります。 補正に伴う財源につきましては、前年度繰越金と国民健康保険支払準備基金繰入金を充当するものであります。 次に、議案第54号 平成27年度千曲
市介護保険特別会計補正予算(第1号)の議定について説明をいたします。 このたびの補正は、平成26年度介護保険事業に係る国庫支出金等の過年度分返還金2,907万4,000円の追加及び介護保険支払準備基金への1億4,681万8,000円の積み立てを行うもので、総額1億7,589万2,000円の追加をお願いし、歳入歳出それぞれ50億8,570万1,000円とするものであります。 補正に伴う財源につきましては、前年度繰越金等を充当するものであります。 次に、議案第55号 平成27年度千曲
市西部水道事業会計補正予算(第1号)について説明をいたします。 このたびの補正は、上水道事業と簡易水道事業の事業統合に伴う変更事業認可の基本計画策定の事業費及び八幡上水道導水管布設替工事の詳細設計等に必要な措置を講じるものであります。 収益的支出につきましては、修繕費を250万円増額とするものであります。 資本的収入につきましては、補助金の増額で、一般会計補助金で117万8,000円の増額とするものであります。 資本的支出につきましては、建設改良費の増額で、委託料を1,390万円増額とするものであります。 また、この補正において、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額1,272万2,000円は、過年度分損益勘定留保資金及び当年度分損益勘定留保資金で補填するものであります。 次に、議案第56号 市道路線の認定について説明をいたします。 市道2326号線、高川原10号線でございますが、これについては、宅地開発業者が整備した道路が市に寄附されることから、市道認定基準に適合するため市道として認定するものであります。 次に、議案第57号 市道路線の廃止について説明をいたします。 市道9152線、中原1号線でありますが、これについては、公道としての機能を喪失しており、市道を廃止するものであります。 以上、一括提案理由の説明を申し上げましたが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
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△日程第26 議案第58号 千曲市・坂城町
等公平委員会委員の選任について
○議長(和田重昭君) 日程第26、議案第58号 千曲市・坂城町
等公平委員会委員の選任についてを議題といたします。 提案説明を求めます。 岡田市長。 〔市長 岡田昭雄君 登壇〕
◎市長(岡田昭雄君) ただいま議題となりました議案第58号 千曲市・坂城町
等公平委員会委員の選任について説明をいたします。 千曲市・坂城町等公平委員会につきましては、千曲市、坂城町、葛尾組合、千曲坂城消防組合で共同設置をしておりますが、委員の選任につきましては、構成する市、町及び一部事務組合が地方公務員法第9条の2第2項の規定により、それぞれの議会の同意を得て、千曲市長が選任することになっております。 本案につきましては、堀内重徳氏が11月20日をもって任期が満了となりますので、後任の委員を選任するため御提案申し上げた次第であります。 公平委員は、人格が高潔で、地方自治の本旨及び民主的で能率的な事務の処理に理解があり、人事行政に関し識見を有する者のうちから、議会の同意を得て選任することとなっております。 御提案申し上げました堀内重徳氏は、人格、識見ともに優れており、最適任者であると認め、引き続き選任いたしたいので、御同意を賜りますようお願い申し上げる次第であります。 以上であります。
○議長(和田重昭君) これより質疑に入ります。質疑の通告がありませんので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案は、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(和田重昭君) 異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決いたします。 お諮りいたします。 議案第58号については、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(和田重昭君) 異議なしと認めます。よって、議案第58号は原案のとおり同意することに決しました。
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△日程第27 議案第59号 千曲
市固定資産評価審査委員会委員の選任について
△日程第28 議案第60号 千曲
市固定資産評価審査委員会委員の選任について
△日程第29 議案第61号 千曲
市固定資産評価審査委員会委員の選任について
○議長(和田重昭君) 日程第27、議案第59号から日程第29、議案第61号まで、以上3議案については関連がありますので、一括議題といたします。 各議案に対する提案説明を求めます。 岡田市長。 〔市長 岡田昭雄君 登壇〕
◎市長(岡田昭雄君) ただいま議題となりました議案第59号から議案第61号まで、千曲
市固定資産評価審査委員会委員の選任について、一括提案理由の説明をいたします。 本案につきましては、中村天昭氏、宮林典昭氏、坂本幸夫氏の3名が、11月27日をもって任期満了となることから、後任委員を選任するため、御提案申し上げるものでございます。 委員の選任につきましては、地方税法第423条第3項の規定によりまして、固定資産の評価について学識経験を有する者のうちから、議会の同意を得て市長が選任することとなっております。 提案いたしました、中村天昭氏、宮林典昭氏、坂本幸夫氏の3名につきましては、固定資産評価に関する知識、人格、識見ともに優れておりまして、最適任者であると認め、引き続き選任をしたいので、よろしく御同意を賜りますようお願い申し上げます。 以上であります。
○議長(和田重昭君) 日程第27、議案第59号について、これより質疑に入ります。質疑の通告がありませんので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案は委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(和田重昭君) 異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決いたします。 お諮りいたします。 議案第59号については、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(和田重昭君) 異議なしと認めます。よって、議案第59号は原案のとおり同意することに決しました。 日程第28、議案第60号について、これより質疑に入ります。質疑の通告がありませんので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案は委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(和田重昭君) 異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決いたします。 お諮りいたします。 議案第60号については、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(和田重昭君) 異議なしと認めます。よって、議案第60号は原案のとおり同意することに決しました。 日程第29、議案第61号について、これより質疑に入ります。質疑の通告がありませんので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案は委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(和田重昭君) 異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決いたします。 お諮りいたします。 議案第61号については、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(和田重昭君) 異議なしと認めます。よって、議案第61号は原案のとおり同意することに決しました。
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△日程第30 議案第62号 平成26年度千曲市第1
学校給食センター改築事業建築主体工事変更請負契約の締結について
△日程第31 議案第63号 平成26年度千曲市第1
学校給食センター改築事業電気設備工事変更請負契約の締結について
△日程第32 議案第64号 平成26年度千曲市第1
学校給食センター改築事業機械設備工事変更請負契約の締結について
○議長(和田重昭君) 日程第30、議案第62号から日程第32、議案第64号まで、以上3議案については関連がありますので、一括議題といたします。 各議案に対する提案説明を求めます。 山本副市長。 〔副市長 山本高明君 登壇〕
◎副市長(山本高明君) ただいま議題となりました議案第62号から議案第64号まで、一括して提案理由の説明をいたします。 初めに、議案第62号 平成26年度千曲市第1
学校給食センター改築事業建築主体工事変更請負契約の締結について説明をいたします。 平成26年9月の第5回
市議会定例会で請負契約締結の承認をいただきました、平成26年度千曲市第1学校給食センター改築事業建築主体工事については、軟弱地盤に対応するため、当初予定していた土木シート置換工法からセメントによる地盤改良に工法を変更したことや、残土が予想以上に水分を多く含んでいたことから、一般的な処分ができず、特殊な処分となったこと、またインフレスライド条項の適用や工期延長に伴う経費の増などにより、工事費3,231万3,600円を増額し、契約金額7億8,770万8,800円とするものです。 本変更契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第5号の規定による議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決をお願いするものであります。 次に、議案第63号 平成26年度千曲市第1
学校給食センター改築事業電気設備工事変更請負契約の締結について説明をいたします。 平成26年9月の第5回
市議会定例会で請負契約締結の承認をいただきました、平成26年度千曲市第1学校給食センター改築事業電気設備工事については、工期延長に伴う経費の増により、工事費137万1,600円を増額し、契約金額2億2,385万1,600円とするものです。 本変更契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第5号の規定による議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決をお願いするものであります。 次に、議案第64号 平成26年度千曲市第1
学校給食センター改築事業機械設備工事変更請負契約の締結について説明をいたします。 平成26年9月の第5回
市議会定例会で請負契約締結の承認をいただきました、平成26年度千曲市第1学校給食センター改築事業機械設備工事については、付帯設備として設置した配送コンテナを児童の使いやすさや安全面により配慮したものに変更したことや新たに計画した放射能測定室に空調設備を設けたこと、また工期延長に伴う経費の増などにより、工事費542万1,600円を増額し、契約金額7億4,738万1,600円とするものです。 本変更契約を締結するため地方自治法第96条第1項第5号の規定による議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決をお願いするものであります。 以上、一括提案理由の説明を申し上げましたが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(和田重昭君) 日程第30、議案第62号について、これより質疑に入ります。質疑の通告がありませんので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案は委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(和田重昭君) 異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決いたします。 お諮りいたします。 議案第62号については、原案可決と決するに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(和田重昭君) 異議なしと認めます。よって、議案第62号は原案のとおり可決されました。 日程第31、議案第63号について、これより質疑に入ります。質疑の通告がありませんので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案は委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(和田重昭君) 異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決いたします。 お諮りいたします。 議案第63号については、原案可決と決するに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(和田重昭君) 異議なしと認めます。よって、議案第63号は原案のとおり可決されました。 日程第32、議案第64号について、これより質疑に入ります。質疑の通告がありませんので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案は委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(和田重昭君) 異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決いたします。 お諮りいたします。 議案第64号については、原案可決と決するに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(和田重昭君) 異議なしと認めます。よって、議案第64号は原案のとおり可決されました。
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△日程第33 議案第65号 平成27年度千曲
市立更埴西中学校屋内運動場改築事業建築主体工事請負契約の締結について
○議長(和田重昭君) 日程第33、議案第65号 平成27年度千曲
市立更埴西中学校屋内運動場改築事業建築主体工事請負契約の締結についてを議題といたします。 提案説明を求めます。 山本副市長。 〔副市長 山本高明君 登壇〕
◎副市長(山本高明君) ただいま議題となりました議案第65号 平成27年度千曲
市立更埴西中学校屋内運動場改築事業建築主体工事請負契約の締結について説明をいたします。 平成27年度千曲市立更埴西中学校屋内運動場改築事業建築主体工事については、8月7日の一般競争入札により、請負金額6億4,245万9,600円で、長坂建設株式会社代表取締役長坂広明と8月10日付で仮契約を締結いたしました。 つきましては、地方自治法第96条第1項第5号の規定による議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決をお願いするものであります。 よろしく御審議の上、御決定を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(和田重昭君) これより質疑に入ります。質疑の通告がありませんので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案は委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(和田重昭君) 異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決いたします。 お諮りいたします。 議案第65号については、原案可決と決するに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(和田重昭君) 異議なしと認めます。よって、議案第65号は原案のとおり可決されました。
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△日程第34 議会第9号 千曲
市議会会議規則の一部を改正する規則制定について
○議長(和田重昭君) 日程第34、議会第9号 千曲
市議会会議規則の一部を改正する規則制定についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 13番、和田英幸議員。 〔13番 和田英幸君 登壇〕
◆13番(和田英幸君) ただいま議題となりました議会第9号 千曲
市議会会議規則の一部を改正する規則制定についての提案説明をいたします。 本案は、近年の男女共同参画の状況に鑑み、議会においても男女共同参画を考慮した議会活動を促進するため、会議及び委員会に係わる欠席の理由を「自己のため」から「疾病、出産、災害、その他やむを得ない理由により」に改めるものであります。議員各位におかれましては、本案の趣旨を御理解いただき、御賛同賜りますようお願い申し上げ提案説明といたします。
○議長(和田重昭君) これより質疑に入ります。質疑の通告がありませんので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案は委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(和田重昭君) 異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決いたします。 お諮りいたします。 議会第9号については、原案可決と決するに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(和田重昭君) 異議なしと認めます。よって、議会第9号は原案のとおり可決されました。 以上で、本日予定されました日程は終了いたしましたが、この際、一般質問に対する議長の所見を一言申し上げます。 申し上げるまでもなく、一般質問は市当局の所信や事実を質し、建設的な批判をもって公正な行政を確保するためのものであり、政策に取り組み、政策に生きるべき議員にとって最も意義のある発言の場であります。 市民の関心も高く、それだけに議員の姿勢が問われ、その資質が顕著にあらわれる場でもあります。 議員各位も御承知のとおり、我が国の地方自治は、議員は法律や予算などを審議、決定する権限を持ち、その執行は行政の長が責任を持つという二元代表制が憲法で定められております。千曲市の大きな目標のためには、議会と行政が車の両輪として協力していくことは当然でありますが、議会は行政に対するチェック機関として市民から期待されていることも忘れてはなりません。千曲市の発展のためには、お互いが緊張感を維持していくことも重要であると考えます。一般質問は真剣勝負の場として、議員全員がその意味を確認いただき、市民の負託に応え得る言論の場となるように切にお願いを申し上げるものであります。 具体的には、平成17年に、当時の原議長が発表した談話や先日、全議員に配付した一般質問に関する文書をごらんいただきたいと思いますが、特に通告をルールに基づいて正しく行うこと、単純な数字や事務的な照会や委員会で対応すべき事案を取り上げないこと、関連性がない再質問や答弁を求めない要望等は慎むこと等について再確認をお願いいたします。 以上、議員各位に申し上げましたが、この際、市当局にも若干お願いを申し上げます。 答弁に当たっては、一般質問の意味を再確認いただき、単なる作文答弁とならず、的確な説明をいただきたいと思います。 特に、最近質問された事項以外にわたる答弁や抽象的な答弁が散見されますので、簡潔明瞭でわかりやすい答弁をお願いいたします。 また、答弁には責任を持ち、答弁内容がその後の事務とそごがないか検証もお願いいたします。 千曲市を発展させるという目標は、議会も行政も同じであります。そのために議会一般質問が充実したものとなるよう、改めて関係各位の御理解と一層の御努力をお願いするものであります。 以上、これをもちまして本日の会議を散会といたします。御苦労さまでした。 午前11時47分 散会
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